水曜日のカンパネラって男が曲作ってるんだぜ
唇きもすぎるやろ……。
地上波の音楽番組で見ることも多かった彼女ら。最近あまり見ないけど。
そんな彼女ら(Vo.コムアイと、作詞作曲のおっさんと何でも屋らしいディレクター)のおそらく一番有名な曲、『桃太郎』
ゲームは一日一時間!!
作詞作曲はおっさんです
おっさんこと、楽曲担当ケンモチヒデフミ
コムアイ作詞もしてねぇのかよと思うと、すこしきゃりーちゃん的な雰囲気を感じた。アーティスト振るというかなんというか……。
でも、ライブで鹿の解体するらしいから、マジマタギ。マジマタギって新しいポケモンみたい。
曲は、テクノサウンドにコムアイのラップを乗っけた不思議な曲。PVも歌詞も曲展開もなにもかも不思議。
これを言うと水曜日のカンパネラの術中に嵌るようで癪だが、前衛的な音楽だ。
一度聞けば耳に残るし、癖にもなる。
結構好きな部類だ。僕が22歳でヴィレッジバンガードの女店員だったら延々ipodで聴いていたと思う。
とはいえ音楽的には褒められるかというと、どうなんだろう。
マジマタギ
特殊なパフォーマンス
曲も癖になる。世界観は奇抜でシュール。コムアイも可愛い。愛してる。
確かにカルト的に売れる理由はある。
しかしながら、客観的に見て彼女たちのパフォーマンス(言動、PV、ライブ、それこそ鹿の解体も)はどこか、寒くないか?
彼女たちのパフォーマンスはさながら、「コンビニのエロ本万引きした」とか「チャリンコは盗んだやつしか乗ったことねぇ」とか「河川敷の芝生を花火で燃やした」なんてことを言っていた長谷川君の様な寒さを感じる。彼は今頃枕に顔をうずめて足をバタバタしていることだと思うが。
水曜日のカンパネラにはそういう、アウトロー的な、キチガイ的な、ヤク中的な、ファッションモンスター的な、パンピーとは違うんだよ、パンピーとはみたいな、「コムアイちゃんて変わってて可愛いよね」というようなことを言われたいというのが透けて見える。
顔はよくよく見るとほぼ男。マジイケメン。マジイケメンって新しいポケモンみたい……違うか。
確かに水曜日のカンパネラは特殊な存在だろう。
特殊、英語ではspecial。もちろんアーティストたる者個性は大事。けれど、水曜日のカンパネラのそれは、どうも作り物に思えて仕方がない。
作られたカリスマ性。だから、世間も飽き始めているんだと思う。
単純に最近の曲に面白味がなくなってきたからかも。クオリティは上がっているんだけど。
ま、どんなに考えても水曜日のカンパネラの狂気が本物か偽物かなんてわかりっこない。だが、僕は作り物であってほしい。
だってライブで鹿の解体する女って気持ち悪いじゃん。