【初聴】米津玄師 / 春雷【レビュー】
初めて聴いた曲のレビューを書く企画。第一回はゴーゴー幽霊船。そして第二回は『春雷』。
二連続で米津玄師って、僕は彼のファンなのか? どうでしょう、分かりません。
前回の記事でアルバムを聴きますと書きましたが、12月9日現在まだ聴いていないです。しかし、この曲を聴いて、期待値は上がりに上がりました。
じゃあ、レビューを。
米津玄師流シティポップ
イントロから、「あ、米津玄師っぽい」となる印象的なサウンド。
ラップっぽい軽快なリズムとメロを聴かせる。全体的に、するすると展開していく感じは米津玄師としては珍しいような気もする。引っ掛かりがないというか。
その分、聴きやすくなっていると思う。
意外と(たぶん)打ち込みのベースとドラムがいい働きをしている。生だったらごめん。鼓膜痛めつけておきます。
歌詞は語感を重視して並べられていると思うんだけど、いちいちワード選びが秀逸。簡単な言葉なんだけど、あまり歌詞に選ばないような言葉をチョイスしているなと。
で、全体的に最先端なんだけど、どこか懐かしい感じ。
これはシティポップだ。それも、上質な。
[これは米津玄師の曲です]と米津印が貼っているのにもかかわらず、極上のシティポップ。これは、米津玄師を放っておいたら、3年後くらいにハードコアとかにも手を出す勢いだ。夢見るバンドマンは今のうちに、米津玄師を〇しておいた方が良いかもよ。
それは置いておいて、今の邦楽シーンで頭二つ抜きん出ている米津玄師。ポップミュージックであと数年はトップに居座るんだろうなぁ、と思うとバンドマンが気の毒で仕方がありません。
岡崎体育も言っています「バンドざまぁみろ」と。
米津玄師もそんな気持ちなのかなぁ。
お粗末っ!
完全にバンドマンを下に見ている顔ですね。